月刊ビッグガンガンで2025年1月24日に掲載予定の薬屋のひとりごとネタバレ78話後編最新話をお届けします。
前話77話後編〜78話前編で、猫猫は田んぼの中にある倉庫の中で、バラバラに分解された飛発(フェイファ)を見つけて驚きました。
そして、異国の特使が隠れ里にいたことや、雅な神美には不似合いな北の高地にある砦に居を構えていることなどから、子一族が政府に反乱しようとしているのではと思い至ります。
子一族の家長である子昌は、政府の高官で女帝や先帝に信頼されてきた忠臣であるはずですが、子一族がここにきて戦を起こす理由とはなんなのでしょうか?
さらに、猫猫は壬氏が本当は何者なのかにも考えをめぐらせていましたが、正体は分かったのでしょうか?
それでは『薬屋のひとりごとネタバレ78話後編最新話!子一族が反乱する理由は?』でお届けしていきますので最後までじっくりご覧ください。
薬屋のひとりごとは、好奇心が止まらなくてついつい事件に顔を突っ込んでしまうけど、最後には見事に謎解きしてしまう猫猫がかっこいいですよね。
何度も読み返したくなるので、電子書籍を購入してスマホに入れておきたいです。
でも全巻揃えるとなると、なかなかの金額になってしまいます。
そこで、キャンペーンやクーポンを利用して薬屋のひとりごとを、今、一番安く購入する方法を調査してまとめています。
定価で買うと数千円も損してしまいますので、ぜひチェックしておいてくださいね。
薬屋のひとりごとネタバレ78話後編最新話の考察
倉庫の隅に隠れていた猫猫と響迂に気づいて覗き込んできた神美(シェンメイ)の顔はまるで妖怪でした。
見開きでばぁぁぁぁんとでっかく描かれてたせいもあって、迫力がすごすぎてめっちゃ怖かった〜:(;゙゚’ω゚’):
作画のねこクラゲさんはいつも可愛らしいきれいな絵で楽しませてくれますが、神美の恐ろしい形相は迫力満点に描いててすごいですね。
今回はそんな妖怪、いや神美様情報も整理してまとめてみました。
前話までのエピソードをもとに今後の展開を予想・考察していきます。
78話前編までのネタバレがありますので、気になる方はご注意ください。
薬屋のひとりごとネタバレ78話後編最新話の考察|前の薬師とは?
猫猫はムチ打ちの刑はまぬがれたものの、雪が舞う北の高地にある砦に連れてこられました。
翠苓に、前の薬師が使っていたという部屋に案内されますが、前の薬師というのは誰なんでしょうか?
倉庫で神美に見つかったとき、楼蘭は神美の暴走を止めるために、猫猫を薬師と紹介しました。
その時、前の男は失敗して死んだと言っていました。
神美は不老の妙薬を欲しがっているようでしたから、前の男の薬師は、砦の中のこの部屋で不老の妙薬を開発していたのでしょう。
失敗して死んだというのは、神美が求める薬を作れなかったために見限られて殺されたのでしょうか?
それとも試作品を自ら飲んで、人体実験したけど薬は失敗だったために死んでしまったのでしょうか?
どちらも考えられますね。
薬屋のひとりごとネタバレ78話後編最新話の考察|響迂はどうなった?
倉庫で猫猫と一緒に隠れているところを神美に見つかった響迂は、恐怖で青ざめておびえていました。
神美は「そっちの子にも躾が必要ね」と言っていましたが、あの後大丈夫だったんでしょうか?
神美の様子からすると、子供だからってあのまま許しておとがめなしってならなそうです。
砦に一緒に連れてきたかもしれません。
響迂が宿の部屋からの抜け道を教えてくれて、鍵も開けてくれたから、猫猫は気になる倉庫に入れたのです。
言うことは生意気ですが、困ってる人を手伝ったり助けたりして、根は優しく良い子そうなので、危害が加えられるようなことがないといいです。
薬屋のひとりごとネタバレ78話後編最新話の考察|猫猫は壬氏の正体が分かった?
猫猫は、子昌と壬氏が後宮のあり方について意見が割れていたことを思い出しながら、度々命を狙われている壬氏のことを思い浮かべます。
(壬氏は後宮を縮小したい、子昌は規模を縮小したくない。)
考えた先で、猫猫は壬氏が本当は誰なのか、その正体をほぼ分かってしまったようです。
薬師の部屋に案内してくれた翠苓に、宦官のふりをして後宮に入る時、男でないことをどのように確認されたかと尋ねました。
翠苓は恥ずかしそうに顔を赤らめながら、3人の官にあそこを触診されると答えました。
壬氏には立派なカエルがついているので、触診されたらすぐに男だとバレてしまい、後宮には入れないはずです。
宦官以外で後宮に入れる男は、帝とその縁者だけ。
さらに壬氏にもらったかんざしを眺めながら、子翠が相当良いものだよと言っていたことを思い出し、こんな高級なかんざしを下女の猫猫にプレゼントできるって…。
壬氏は皇弟(華瑞月)?
でも壬氏は公称24歳、華瑞月は18歳で年齢が違う。
でも壬氏は年齢のわりに幼いところがある。
つまり…
と、ほぼほぼ答えまでたどり着いていますが、猫猫は考えるのをやめてしまいました。
猫猫はいつもそうですよね。
気になって考え出すけど、これを知ったところで何になるのか、面倒なことには巻き込まれたくないと思考停止してきました。
(でも結局巻き込まれるんですよね^^;)
薬屋のひとりごとネタバレ78話後編最新話の考察|飛発は何に使う?
倉庫で見つけた飛発はきれいに解体されていて、その構造を調べているみたいです。
以前に異国の特使たちが誰かと密談しているという話を思い出して、密談の相手が子の一族だったら…と猫猫は考えていました。
異国から持ちこまれた最新型の飛発を分解して調べて、同じものをここで大量生産する。
大量の飛発は何に使う?…戦争しかない。
子一族の敵は?…茘(リー)国の皇族・政府?
しかし、なぜ子一族は皇族や中央政府に対して戦を起こそうとしているのでしょうか?
いや、もう戦は始まっているのかも。
後宮でのおしろい事件から始まり、翠苓が宦官のふりをして後宮に潜り込んでいたり、楼蘭も下女に扮して情報を集めていましたし。
祭事の時には巨大な祭具が落下して、壬氏が暗殺されそうになりましたし。
薬屋のひとりごとネタバレ78話後編最新話の考察|子一族が反乱する理由は?
子一族の兵力などの描写はないのでわかりませんが、新型の飛発を大量生産すれば、中央政府に勝てるのでしょうか?
反乱を起こして負ければ重罪で裁かれ、一族郎党根絶やしにされてしまいます。
子昌は先代の養子に入って家督を継ぎましたが、ここでの実質的な権力者は神美のようなので、彼女の判断で動いているのでしょうが、正気の沙汰とは思えません。
神美は恨みが募りすぎて、精神が病んでしまっているのかもしれません。
あの妖怪みたいな表情や言動を見る限り、正常な人間のものじゃないと感じます。
一体なぜこんな悪女になってしまったのか、彼女のこれまでの人生を改めてさかのぼってまとめてみました。
薬屋のひとりごとネタバレ78話後編最新話の考察|神美の過去まとめ
子一族の本家に生まれた神美は、蝶よ花よと大事に育てられたお嬢様。
娘の楼蘭を見ると、母である神美も若い頃は綺麗だったんだろうなと思えます。
本家には男の子がなく後継がいない、それで神美の父は分家の出身だけど、能力の高い男子を養子にとりました。
それが子昌で、娘のいいなずけとして一緒に育てます。
子昌は神美を愛していたけれど、神美の気持ちは彼には向いてなかったと思われます。
いいなずけを残して妃として後宮に入った後、神美の人生の歯車が狂い始めます。
子一族が力を持ちすぎて好き勝手していたため、人質を差し出すように命じられて、神美が差し出されたのですが…。
彼女は自分が人質だとは理解していなかったようです。
想像ですが、父親に後宮に入るように言われたときも、自分の美貌なら帝に気に入られ、皇后にもなれると考えていたかも。
- 上級妃である自分に帝の通いはない(ロリコンだから)
- 侍女の大宝(幼女)がお手つきにされ妊娠
- 妃の役割を果たせず、後宮で笑い物にされる
- プライドが高かったので幼い侍女に出し抜かれたことに耐えられない
- 子昌に抜け穴から逃げて駆け落ちしようと言われるがプライドが許さなかった
- 美しさのピークが過ぎてしばらく後に子昌に下賜された
- 子昌はすでに妻をめとっており、それが大宝の娘だったため大激怒
- 人生を狂わせた皇帝一族・後宮・そして国を恨むようになる
- 楼蘭を産んだのは、国を傾けるための道具が欲しかっただけ
- 子昌を尻に敷き、翠岺と翠岺の母を虐待する(みんな憎い)
- 以後、ろくでもない享楽にふける悪女となる
こうやって辿ってみると、神美って嫉妬と恨みにまみれた悲劇的な人生だったんですね。
後宮に入らなければ、子昌と結婚して二人三脚でこの地を統治していたのでしょう。
その世界線なら、精神を病むこともなくこんな悪女にはならなかったと思います。
いや、でも自分で悲劇の人生にしているように見えます。
恨みばかりを募らせて、子昌が自分を心から愛していたことに気づけませんでした。
翠岺の母をめとった理由にも考えがおよばず、人生をやり直すチャンスも逃してしまいました。
もっと子昌の気持ちや立場を理解してあげられたら、自分も先妻も娘たちも不幸にはならなかったはずなのに。
薬屋のひとりごとネタバレ78話後編最新話の考察|子昌の考えは?
子昌は、政府への反乱を起こすことをどう思っているんでしょうか?
能力のある人物なので、ここで戦をしかけて勝てると考えているのでしょうか?
しかし女帝や先帝にも重んじられて、長く仕えてきて恩恵も受けてきているので、こんな形で謀反を起こす理由がよくわかりません。
愛するいいなずけを奪われて、皇族や政府を憎む気持ちがあるかもしれませんが、だからといって戦をしかけるなんて無謀に思えます。
おそらく後宮での暗躍や反乱を主導しているのは神美だと思われ、子昌は尻に敷かれて立場が弱く何も意見できなかったのかも。
子昌が翠岺の母を妻に迎えたのは先帝から懇願されたからで、神美を下賜してもらうのと引き換えの条件だったのです。
子供を作ったのも先帝の意向に沿うため。
翠岺の元の名前である”子翠”は、先帝が名付けたものなのに、神美は許せなくて、その名を奪い取り我が子の幼名にしました。
子昌にとってはすべてが愛するが故の行動だったのに、神美には理解されず恨まれてしまいました。
暴走を止められず、ずるずると流されて、自分も国を裏切ってしまいました。
しかけた戦に負ければもう破滅しかありません。
薬屋のひとりごとネタバレ78話後編最新話の考察|子一族の相関図
神美・楼蘭・子昌と皇族の血を引く妻と、その娘翠岺の関係が複雑なので、わかりやすく相関図にしてみました。
頭を整理しよう。
楼蘭と翠苓は異母姉妹。
翠苓は先帝の孫。
薬屋のひとりごとネタバレ78話後編最新話!
薬屋のひとりごと78話後編のネタバレ内容がわかり次第こちらに追記していきます。
薬屋のひとりごと78話後編は月刊ビッグガンガン発売日の2025年1月24日に確定するかと思いますので、こちらのページをブックマークなどして再度ご訪問ください。
まとめ
薬屋のひとりごとネタバレ78話後編最新話をお届けしました。
倉庫で分解された飛発を見つけた猫猫が、隠れ里に特使がいることや、神美たちが砦に入っていることなどから、子一族が戦を起こそうとしていると予想する流れが良かったです。
地方の豪族の子一族が、なぜ反乱を起こそうとしているのか、いまいち掴めませんでした。
そこに大義名分みたいなものはなく、神美がこの地で権力を持っていること、彼女の個人的な恨みを晴らすための独断・暴走で戦へと向かっているようです。
この先、子一族は、楼蘭は、翠岺は、隠れ里の人々は一体どうなっちゃうんでしょうか?
今回は『薬屋のひとりごとネタバレ78話後編最新話!子一族が反乱する理由は?』でした。
コメント