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薬屋のひとりごと子翠(シスイ)のその後は?死亡したのか生きてるのか?

薬屋のひとりごと子翠(シスイ)のその後は?死亡したのか生きてるのか? 薬屋のひとりごと

『薬屋のひとりごと』に出てくる、どこか謎めいた虫好きの下女、子翠(シスイ)について書いていきます。

漫画では、子一族が立てこもる砦の上で、壬氏の部下の飛発(フェイファ)で撃たれ、そのまま雪の中に落ちてしまいました。

死亡したと思われましたが、兵士たちが落下した場所を探すも、遺体は見つかりませんでした。

その後しばらくたった頃、どこかの寂れた漁村で、子翠と思われる女性が登場しました。

彼女はその後どこへ行ったのか、どうなったのか?

生きてるならどんな人生を歩むのか、都に戻ってきての再登場はあるのか、などについて予想・想像・妄想していきます。

『薬屋のひとりごと子翠(シスイ)のその後は?死亡したのか生きてるのか?』と題してお届けしていきます。

 

薬屋のひとりごと子翠(シスイ)のその後は?

生きのびた子翠は無邪気な笑顔で、東の国に行ってみたいと言っていました。

彼女なら危険も承知の上で海をわたり、異国の地で新たな人生を歩んでいるだろうと思います。

子翠/楼蘭妃は、子一族の砦の屋上で、壬氏の部下が撃った飛発が命中し、そのまま落下して行方不明となりました。

雪が降り積もっていたので、埋もれてしまったのだろうと、捜索は打ち切りとなり壬氏たちは兵をひきました。

漫画ではその後、都から遠く離れた漁村に出ていた露店で、蝉のかんざしを欲しがっている子翠がいました。

お金が足りないので、代わりに物々交換にと懐から取り出したそれは、猫猫がお守りにと渡したあのかんざし(壬氏からプレゼントされたやつ)でした。

かんざしには丸く穿ったような穴があいていました。

かんざしはキズものですが、上質な品だと露天商が判断してくれたようで、蝉のと交換してくれました。

懐に入れてたかんざしに弾があたって、命が助かるなんて奇跡ですね。

子翠/楼蘭妃は、母神美を葬り、父子昌(シショウ)に責任をとらせ、自分も死ぬつもりでした。

こんな形で命拾いするなんて、予想だにしていなかったはずです。

こんな奇跡…まるで神様に、新たに生まれ変わった気持ちで生きなさい、と言われてるみたいではないですか。

 

新しい名前『玉藻』の由来は?

子翠は露天商のおじさんに、私の名前は『玉藻(たまも)』で、海に守られてる名前だよと言っていましたが、由来はなんでしょうか?

おじさんは、皇后の玉葉様に似てて美人だねと言ってくれました。

そこで、玉葉様の『玉』に、海に愛される名前として『藻』を組み合わせて、その場で即席で考えた名前のようです。

新しい名前を名乗る玉藻の表情は晴れやかで、これから先の未来を楽しみにしているように見えました。

子一族は逆賊ですから、子翠や楼蘭の名で生きることはもう叶いません。

新しい名前で全く違う人間として、誰も知らない場所で生きていこうと決めたのだと思います。

 

玉藻前の伝説

平安時代の日本に、玉藻前(たまものまえ)という伝説がありました。

玉藻前は鳥羽上皇に寵愛された姫でしたが、実は妖狐の化身で、正体を見破られた後に石になったそうです。

陰陽師によって変身を解かれた姿は九尾の狐(尻尾が9本ある妖怪?)だったとか。

子一族の子供たちが馬車の中で息を吹き返したとき、壬氏が「狐につままれたようだ」と言っていたのを思い出しました。

そんな妖怪?の玉藻前は、(実在の)藤原得子という女性から生まれた伝説とも言われているそうです。

下級貴族出身でありながら皇后にまで成り上がり、我が子を帝位につけるためにライバルを失脚させたり、朝廷の内乱を引き起こしたりした、強い女性だったみたいです。

彼女は子供に恵まれない夫婦の手で大切に育てられたという記述もあるので、海を渡った子翠=玉藻が、この夫婦の養女になったと考えたら面白いですね。

新たな人生もまた波瀾万丈になっちゃいますけどね^^;

作者の日向夏さんは以前、玉藻の名前の意味が気になるなら調べてみるといい、というようなことをブログに書いていらっしゃいました。

新しい名前をその場で思いついたように描いておきながら、日本の伝説を絡めてくるなんて流石ですね。

 

薬屋のひとりごと子翠(シスイ)のその後は死亡した?生きてる?

web版(なろう小説)では、砦から落下した後は子翠について書かれておらず、死亡したようになっていました。

しかし書籍版と漫画(サンデーGX)では前述のように生きていて、名前を変え、新しい人生の始まりを感じさせました。

さて、読者は玉藻となって生きていることは分かりましたが、漫画の登場人物たちは知りません。

どう考えられているのでしょうか?

砦に攻め入った壬氏・李白・兵士たちには、飛発が胸に命中してあの高さから落ちたんだから、さすがに生きてないだろうと考えているはずです。

でもなぜだか遺体は見つからない…。

春になって雪が溶けたらまた捜索すると言っていましたが、当然みつからない…そこで「まさか生きのびて逃げたのか?」となるのかも。

猫猫は、壬氏から遺体が見つからなかったと聞いて、死んでほしくない、生きのびていてくれと願っていると思います。

子翠/楼蘭は、中央政府にとっては反逆者の一族ですが、そもそもの元凶は彼女ではないですし、むしろ被害者だということを猫猫は知っているから。

子一族の悪夢を終わらせるために父母を葬って、自分の命も捧げたのですから。

猫猫は下女に変装していたときの、無邪気で虫好きのあの子を思い出しながら、こう思っているのかも。

「きっと今頃はしがらみから解放されて、どこかでのびのびと暮らしていて、夢中で虫を捕まえているんだろう」

 

子翠(シスイ)は再登場する?

子翠はいつか、ほとぼりがさめた頃、都に戻ってくる可能性はあるのか考えてみました。

私は帰ってこない可能性が高い、再登場もないと思っています。

猫猫にもらったかんざしは売ってしまったから、返すものもないです。

子翠が帰ってきたい理由としては次の3つかなと思います。

  • 異母姉妹の翠苓に会いたい
  • 趙迂や子一族の子供達に会いにいきたい
  • 大切な友人として猫猫や小蘭に再会したい

ですが、都に戻ってくるのは大変危険です。

もし見つかれば即捕まって死刑行きでしょう。

得意の変装でバレないようにできるかも、とも考えました。

猫猫・小蘭・子翠の3人トリオがまた見たいな…とも思いましたが、やっぱり帰ってはこないと思います。

子翠/楼蘭は父母と共に死んだのだ、彼女はもういない、私は玉藻。

「海の向こうの東の国に行ってみたい」と話していた彼女の表情は、そう決断したように見えました。

 

まとめ

薬屋のひとりごとの子翠(シスイ)のその後について考察しました。

てっきり死亡エンドかと思いましたが、漫画では元気に生きてる姿が描かれてホッとしたと同時に、これから彼女はどうやって生きるんだろうと心配にもなりました。

読者は生きてることを知りましたが、猫猫や壬氏には生死はわかりません。

まだ10代の彼女が生きのびてその後どうなったのか気になって、あれこれと想像してしまいました。

新しい名前が日本の伝説とリンクしてるなんて、作者の日向夏さんは読者の想像をかき立ててくれますね。

『薬屋のひとりごと子翠(シスイ)のその後は?死亡したのか生きてるのか?』でした。

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