月刊サンデーGXで12月19日に掲載された薬屋のひとりごとネタバレ84話(後編)をお届けします。
子一族との戦いも終わり、都に戻った猫猫は花街の薬屋でお仕事中。
都は新年の賑わいを見せ、玉葉様は東宮を無事出産し皇后の座についたという嬉しいお知らせもありましたが、猫猫は薬の調合で忙しくしています。
新薬の効用を試すために小指を縛ってナイフで傷をつけようとしたところに、タイミングよく現れた覆面をつけた壬氏と高順。
子一族の砦での戦いのあと、馬車の中でキスしようと猫猫に迫った壬氏は、あと1センチのところで中止を余儀なくされたため、その続きをしにやってきたのでしょうか?
また、子翠から託された子供たちのうち、一番最後に目を覚ました趙迂(チョウウ)は猫猫が引き取ったようですが体に残った麻痺は大丈夫なんでしょうか?
それでは『薬屋のひとりごとネタバレ84話(後編)!壬氏と猫猫はキスする?』でお届けしていきます。
薬屋のひとりごとネタバレ84話(後編)の考察
高順が気をきかせて、壬氏と猫猫を2人きりにしてくれます。
一瞬目が合う2人ですが、そそくさと仕事に戻ろうとする猫猫の裾を掴み引きとめた壬氏は?
これまでのエピソードから、物語の展開を予想・考察していきます。
84話前編までのネタバレを含みますので、ご注意ください。
壬氏と猫猫のドキドキするシーンとかキス未遂シーンとか、改めて読み直したいですね。笑
薬屋のひとりごとの漫画は19巻まで出ているので、全巻揃えるとなると、それなりの金額になってしまいます。
定価で買うと何千円も損してしまい、とてももったいないです。
そこで、クーポンやキャンペーンを利用して、全巻を一番安く買う方法をまとめました。
クーポンやキャンペーンの開催はいつ終わるか分かりませんので、気になる方は早めにチェックしておいてくださいね!
薬屋のひとりごとネタバレ84話(後編)の考察|趙迂の麻痺は左手?
毒を飲まされる前の記憶がかすかに残っているため、元の名”響迂”(キョウウ)と似た韻の趙迂(チョウウ)と名付けられた少年。
後遺症で麻痺が残っているということですが、左手が震えている描写がされていました。
左手で勢いよく扉を開けていたので、全く動かないわけでなないようですが、こわばりというか震えがあるようなので、細かい動作はできないかもしれません。
しかし、戸棚からお菓子を盗もうとしたり、元気に走ってるので健康に問題はなさそうですね。
過去の記憶はほぼなくしているようですが、隠れ里で会った時の生意気さはそのまま…今10歳くらいだと思われますが、これからどんな風に成長していくんでしょうか?
隠れ里のお祭りで、狐のお面を繊細な筆使いで上手に描いていたので、絵や手先が器用かもしれません。
絵を描くのなら右利きであれば問題ないですね。
薬屋のひとりごとネタバレ84話(後編)の考察|子一族の子供達のその後は?
趙迂は過去の記憶をほぼなくしていたようですが、他の4人の子供達は記憶は残っています。
自分たちの親はもちろん一族もろとも処刑した、皇族たちに恨みを抱かないのでしょうか?
救いなのは、阿多(アードゥオ)様がまとめて引き取ってくれたこと。
阿多様なら、異民族の子だと迫害するようなことはなく、大きな愛で包み込んでくれそうです。
子供達の見た目からおそらく10代前半、これから大人になるまで長い年月の中で阿多様や侍女たちにかわいがられ、教育を施されながら育っていくでしょう。
そして、恨みよりも感謝の気持ちを抱くのではないでしょうか?
そうならなければ、自らの命を犠牲にして神美(シェンメイ)をはじめとする子一族の皇族への恨みを断ち切ろうとした子翠の行為が無駄になってしまいます。
薬屋のひとりごとネタバレ84話(後編)の考察|壬氏と猫猫はキスする?
さて、気になるのが壬氏と猫猫がようやく初キスするのか?ということです。
2人きりにはしてもらえたけど、ここは薬屋。
薬をもらいに患者さん?が急にきたりとか、邪魔が入らないとも限りませんが、早くして欲しいですね。笑
馬車の中で「続きはまたで」と言っていた壬氏は、ずっとこの時を待っていたんではないでしょうか?
私はもちろん読者さんもみんな、蛙事件の時から、いやもっと前からずっと初キスシーンを待っていたんではないでしょうか?
馬車の中では、最後は猫猫も覚悟を決めていたようでしたしね。
次回がとてもとても楽しみです。
薬屋のひとりごとネタバレ84話(後編)の考察|果たしていない壬氏との約束
猫猫が子翠たちにさらわれてから、壬氏率いる禁軍が救出して都に戻るまで、イチャイチャどころか落ち着いて話すこともできなかったです。
そういえば、キスの続き以外にも果たしていない壬氏との約束がありましたね。
猫猫が読んでいた、小蘭からの手紙に「また氷菓子食べたいね」と書いてあり、思い出しました。
小蘭が楼蘭妃のための氷を運んでいる荷車にぶつかって、貴重な氷を台無しにしてしまった時、猫猫がフルーツ入りのアイスを作って代わりに献上しました。
あの時、壬氏に調理場と材料を用意してもらったんですが、条件が2ついていました。
- 話を最後まで聞くこと
- プレゼントしたかんざしをつけてくること
1つ目はまぁ、今すぐにでも果たせますが、2つ目は…。
あのかんざしは、砦の中で楼蘭/子翠にあげてしまいました。
いつか返してねとは言ったものの、彼女は城壁から落ちてその遺体はあがらず、行方不明です。
春になって雪が溶けたらまた捜索するのでしょうが、雪解けまであと2〜3ヶ月はあるでしょうか?
壬氏がかんざしの約束を思い出して、あの時の約束を今果たせと言われたらまずいですね…^^:
薬屋のひとりごとネタバレ84話(後編)の考察|東宮の誕生で壬氏は帝にならない?
84話(前編)の猫猫の回想で、玉葉妃が無事に東宮を出産したとあり、これでようやく現帝の後継者ができました。
これまで、現帝に男児がいなかったため、皇弟の壬氏が東宮でしたが、これで帝にならないでいいということなのしょうか?
しかしまだ生まれたばかりで、帝位を継げる年齢まで健康に育つかはまだわかりません。
医療も発達していない時代ですので、小さいうちに病気などで命を落とす子供は多いはずです。
猫猫が後宮に入ったばかりの頃、梨花妃が産んだ男児は、生まれたばかりでなくなってしまいました。
ですので、壬氏は東宮に次ぐ2番目の後継者として、引き続き重要な政などに携わる必要があるでしょう。
梨花妃か、玉葉妃にもう1人男児が生まれれば安心なのですが。
壬氏が帝になってしまうと、猫猫と一緒になるのは難しくなります。
猫猫は妃になることなど望んでいないでしょうし、壬氏も猫猫を妃にしたとしても、妃1人というわけにはいかないので、他に何人もの妃をとらなければなりません。
2人が夫婦になる、もしくは正式な婚姻でなくても2人で生きていくには、壬氏が帝になっちゃダメなんですよね。
薬屋のひとりごとネタバレ84話(後編)の考察|楼蘭は死亡した?
少し話がさかのぼりますが、銃で撃たれて砦の城壁から下の雪に落ちた楼蘭/子翠の死体は見つかっていません。
落ちたあたりをすぐ探せばすぐに見つかりそうなものなのに、なぜでしょう…本当に死亡したのでしょうか?
雪の中、舞っていた楼蘭の動きが銃声とともに止まったので、馬閃たちが撃った飛発(フェイファ)が命中したのは間違いなさそうです。
でも死体が見つからないということは、急所を外していて、落下したのが柔らかい雪の上で衝撃がやわらいだため一命を取りとめた。
そして、雪の中逃走した可能性も考えられるのではないでしょうか?
血が出た描写がなかったことや、落ちる時の楼蘭は笑っていたことからも、生存の可能性を感じます。
薬屋のひとりごとネタバレ84話(後編)の考察|子翠は生きてる?
猫猫が小蘭の手紙を読んで、3人で笑い合った日々を思い出し、涙を流しているのを見て、楼蘭/子翠が生きていたらいいのになと思いました。
子翠は違う人間になりきるのは得意だから、別の人間になってどこかで生きのびていて、何年後かにふらっと猫猫のいる花街の薬屋を訪ねてきたりして。
そしたら預かっていた小蘭の手紙を渡せます。
小蘭は手紙に住所を書いていないので、どこで奉公しているかわからないけど、赤羽(セキウ)とかに頼んで調べて貰えばすぐわかりそうに思います。
また3人で無邪気に笑い合う画を見てみたいです。
薬屋のひとりごとネタバレ84話(後編)!
猫猫がいる花街の薬屋にお忍びでやってきた壬氏と2人きりになった猫猫。
壬氏に約束を果たしてもらおうと言われ、一瞬きょとんとします。
楼蘭妃に献上する氷菓子を作るための材料と調理場を、壬氏に急遽用意してもらった時の約束でした。
- 壬氏がプレゼントしたかんざしをつけてくること
- 話を最後まで聞くこと
かんざしは、人にあげてしまったと素直に話しました。
でも春になったら見つかるかもと言うと、?な壬氏。
(楼蘭の遺体は雪に埋まっているかもしれないから雪解けで見つかるかもと想像しながら)
あるいは見つからないかも…巡り巡って都の露店に並ぶかもと言うと、ますます?な壬氏。
砦の中で楼蘭にあげてしまったと素直に話すと、納得した壬氏でした。
ではもう一つの約束を、ということで向かい合って座る2人。
話をどうぞとすり寄る猫猫に、壬氏は困り顔で「もう話すことはわかっているだろうから今さらだな」とため息をつきます。
砦の中で、部下に東宮と呼ばれてバレてしまったので、今さら改めて話すのもなんだかな、という感じでしょうか。
すると不意に壬氏が猫猫の首にキスします。
キス…いや、噛みついてます。
痛がる猫猫は「噛み殺す気ですか」と聞くと、そうしたい気持ちにもなると壬氏は言います。
いい感じに距離が縮まって、この流れで初キス!!
と、思いきや、扉が勢いよく開いたと思ったら、趙迂がトカゲを捕まえてきたぞと持ってきました。
またしてもあと数センチのところで邪魔が入ってしまいました。
あ〜あ。^^:
がっくりする壬氏。
ふと別の扉を見ると、高順とやり手婆がのぞいているではありませんか。笑
猫猫はやり手婆に布団を用意してもらい、疲れている壬氏を休ませようとします。
でも壬氏は猫猫にしがみつき、猫猫の膝の上で子供のように寝てしまいます。
薬屋のひとりごとネタバレ84話(後編)|子翠の新しい名は玉藻(たまも)
どこかの寂れた漁港に若い女性が…なんと子翠でした。
生きていました。
海岸の露店に並べられている翡翠の蝉のかんざしを欲しがりますが、お金がありません。
懐から猫猫にもらったかんざしを取り出し、物々交換してもらいます。
猫猫のかんざしには丸い傷がついていました。
あの時、砦の上で飛発(フェイファ)で撃たれた時、奇跡的に懐に入れていたこのかんざしにあたり、命拾いしたということでしょう。
露天商のおじさんに、玉藻と名乗った子翠は、東の海の向こうの国に行ってみたいなと言っていました。
手に入れたかんざしを髪にさして、猫猫や小蘭といた時のような無邪気な笑顔で、おじさんバイバイと去って行きました。
まとめ
薬屋のひとりごとネタバレ84話(後編)をお届けしました。
84話(前編)が、絶妙なところで終わってしまったので、続きが気になりすぎて1ヶ月が永遠のように長く感じられます。
壬氏と猫猫はキスするのか、やっと初キスが叶うのか、またあと数センチで邪魔が入ってしまうのか、あれこれ想像しながら待っています。
また、猫猫に懐いてる趙迂のこれからや、子翠が生きている可能性などを考察してみました。
今回は『薬屋のひとりごとネタバレ84話(後編)!壬氏と猫猫はキスする?』でした。
コメント