「本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれています。」
「本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれています。」

薬屋のひとりごとネタバレ90話!虫の図録は猫猫のもとへ届く?

薬屋のひとりごとネタバレ90話!虫の図録は猫猫のもとへ届く? 薬屋のひとりごと

6月19日(木)に月刊サンデーGXに掲載された薬屋のひとりごとネタバレ90話をお届けします。

前話89話では、猫猫の薬屋に助けを求めてきた貧民の男の家にいき、幼い娘の症状から焼き菓子の材料が原因と特定し、命を救ったお話でした。

貧しいものへの施しとして与えられた菓子が毒入りだったなんて、恐い話です。

誰がなんの目的でそんな酷いことをするのか…これは後のストーリーの伏線なのでしょうか。

猫猫が手を差し伸べたおかげで幼い娘は命拾いしてほっとしました。

さて、壬氏にお願いしていた砦に残されている虫の図録はそろそろ猫猫のもとへ届くのではないでしょうか?

被害が大きくなれば国を滅ぼしかねない、蝗害を食い止めるための方法は見つかるでしょうか。

今回は『薬屋のひとりごとネタバレ90話!虫の図録は猫猫のもとへ届く?』でお届けしていきます。

>>薬屋のひとりごと91話のネタバレはこちら

 

薬屋のひとりごとネタバレ90話の考察

薬屋のひとりごとネタバレ90話!虫の図録は猫猫のもとへ届く?

緑青館の妓女たちは体を売って生き、年季があけるか身請けされるまでは自由に外に出ることは許されない過酷な人生です。

でもそれよりもっと酷い暮らしをしいられている人たちがいて、まともな家に住めず食べるものもなく毎日物乞いをしてなんとか命を繋いでいる。

現代から見るとまるで地獄みたいな暮らしですが、前話の貧民の娘はそんな泥沼から自分の力でなんとか這いあがろうともがいていました。

娘の強い意志のこもった眼差しが印象的でした。

これまでのエピソードで気になったことや、この先の展開を予想・考察していきます。

89話までのネタバレを含みますのでご注意ください。

薬屋のひとりごと画集はもう手に入れましたか?

しのとうこ先生によるフルカラーの美しいイラストが満載で、見ていて楽しくファンならぜひ持っていたい一冊です。

キャラクターごとの目次がついているので、小説やなろうや漫画を読んでいてこのキャラ誰だっけ?となった時にも便利です♪

薬屋ファンに人気で現在たくさん売れていますよ!

※Amazonで中身のサンプルが見れるのでぜひチェックしてみてください! 

 

薬屋のひとりごとネタバレ90話の考察|絵に描いたようなダメ親父

夜更けに猫猫の薬屋に来た貧民の中年男、酷かったです。

貧しいんだからタダで薬をもらうのは当然って態度に腹が立つのは猫猫だけじゃないでしょう。

羅門が優しいからつけ上がってるのでしょうか、感謝の気持ちはないのかと思ってしまいます。

娘を救ってくれって懇願していたのは、娘を愛しているから大切な家族だから、なのかと思いきや。

自分が賭博に使うお金を娘たちが物乞いで稼いでこれなくなるからだったなんて…もう酷すぎて言葉がありません。

娘を診てあげようと猫猫が手拭いで口を覆っただけで怒ったり、お菓子を隠されたからってカッとなったり、とにかくなんか一つもいいところがないダメ親父でした。

 

薬屋のひとりごとネタバレ90話の考察|賢い趙迂

貧民の中年男が猫猫の薬屋の戸を叩いて叫んでいたとき、趙迂はお玉を手に持ち鍋を被っていました。

猫猫はそんな趙迂をみてふっと顔が緩んでいました。

万が一男が襲ってきたときには鍋で頭を守れるし、お玉で鍋をガンガン叩いて誰かを呼ぶこともできます。(裏が緑青館だから)

趙迂はまだ小さいのに頭がいいというかズル賢いともいうけど、今の状況で自分ができることを見極めているし度胸もあります。

そして弱いものを守ろう助けようとする気持ちも持っています。

猫猫が連れて帰った幼い娘の面倒を見ていましたし。

私は猫猫と趙迂のやり取りが好きだし、いいコンビだなあって思います。

この先もゲンコツされながらも猫猫と一緒に行動して、何かしら手伝ったり助けたりしていきそうだなと思いました。

 

薬屋のひとりごとネタバレ90話の考察|猫猫はやっぱり助けてしまう…

金を払わないと診ないと怒鳴り返したし、証文も書かせて悪い顔もしてたけど、結局家までいって診てあげている猫猫。

証文があってもおそらくいや絶対、お金払ってきくれないだろうに。

戸を開けないまま突っぱねて追い返すこともできたのに、頼む助けてくれって言われたら断りきれないんですね。

右叫に、困った人に手を差し伸べるところが羅門に似ているなと言われて、なんだか不服そうな顔をしていましたが^^

今までは薬の材料や未知の毒などに対して好奇心が勝って動くことも多かったですが、今回のは違いますもんね。

ただ、自分が手を差し伸べられる範囲は心得ていて、貧民の娘が自分の力で人生を変える手伝いをしただけで、それ以上の情けはかけませんでした。

 

薬屋のひとりごとネタバレ90話の考察|麦角は恐ろしい菌

焼き菓子の材料に含まれていた麦角ついて、気になったので少し調べてみました。

麦角菌は麦類、中でもライ麦に感染・寄生しやすい菌で、有毒キノコ類に分類されているらしいです。

麦角菌に感染した麦の穂にはツノのような突起が現れるので見た目で判断できるんですが、粉にしてしまうとわからなくなってしまいます。

麦角菌の知識がない人間が収穫・製粉することもあったでしょうから、知らずに口にして中毒症状を起こす人も多かったみたいです。

中世のヨーロッパでもライ麦パンに混入していてちょくちょく流行っていたらしい。

<麦角菌による症状>

  • 妊婦の流産
  • 身体の一部が腐敗する壊疽
  • 脳神経系にも作用して幻覚や痙攣など
  • 重篤な場合は死亡

まさに貧民一家の母親や娘、裏のじいさんの症状ですね。

そんな恐ろしい毒ですが、麦角菌の菌核は生薬としても使われていたそうです。

  • 子宮収縮薬
  • 子宮止血薬
  • 偏頭痛の改善

作用が強いので劇薬に指定されています。

使い方や用量を誤ると大変ですね。

 

薬屋のひとりごとネタバレ90話の考察|焼き菓子を施した女は誰?

貧民の男の家族の家の裏に住んでるじいさんも焼き菓子を食べ、幼い娘より症状がひどく指が腐り落ちていたと言っていました。

焼き菓子は女がくれたとも言っていましたが、一体誰なんでしょうか。

物乞いに施しと称して、麦角入りの麦を使って贅沢に砂糖を使って作った焼き菓子を配ってた?

その女はどんな理由があってそんな酷いことをしたのか、何かの実験だったのかイタズラにしてはタチが悪すぎます。

国のどこかで育てた麦が麦角菌に侵され、被害が出ているのに中央政府が救済してくれなかった恨みとかそっち系でしょうか。

もしかすると、今後のストーリーの伏線なのかもしれませんね。

 

薬屋のひとりごとネタバレ90話の考察|貧民の娘たちはどうなる?

猫猫が家に連れて帰った幼い娘は、毒を取るのをやめて栄養を摂り清潔な環境においたことで、数日で歩けるくらいまで回復しました。

ただ娘の治療費が取れないので猫猫は緑青館に売り払うと言いますが、上の娘は、自分が代わりに身売りして稼ぐと言っています。

なので、まずは禿として妓女の身の回りの世話をしながら、客を取れるようになるために教育を受けていくのではないでしょうか。

3姫みたいに売れっ子の妓女になって稼ぐことができるようになればいいけど、あれは妓女の中でも一握りしかなれないでしょう。

妓女になる前に、禿として役立たずでやり手婆に追い出されないように、なんとかくらいついてほしいです。

 

薬屋のひとりごとネタバレ90話の考察|虫の図録はまだ届かない?

貧民の幼い娘を預かってから数日たっていますが、蝗について書かれた虫の図録はまだ届かないんでしょうか?

確か高順は砦から数日中に取り寄せるって言っていました。

砦にいた薬師がしていた蝗害を止める研究がどこまですすんでいたかはわかりませんが、駆除に使える薬の調合などが載っていると助かりますね。

こんな時に虫に詳しい子翠がいてくれたら、何かアイデアがもらえたりして蝗害の対策がうてたかもしれないのにな。

翠苓は薬には詳しいけど、蛇だけでなく虫とか苦手そうですから。

翠苓は元気にしているんでしょうか、阿多妃の館にいるんでしたね。

 

薬屋のひとりごとネタバレ90話!

薬屋のひとりごとネタバレ90話!虫の図録は猫猫のもとへ届く?

壬氏に頼んでいた、砦に残された図録が届きました!

壬氏は忙しいとのことで、代わりに届けてくれたのは馬閃(ばせん)でした。

開けっぱなしの薬屋の扉の外から、若くてイケメンの武官を妓女や禿たちが興味しんしんで覗いています。

鳥・魚・植物の図録に…あった、虫の図録。

猫猫は早速中身をチェックし、蝗の頁を探しますがありません。

馬閃も一緒に探していると、いつの間にか部屋に入ってきた白鈴(ぱいりん)が馬閃の頬をつつ〜っと撫でています。

驚いて飛び上がる馬閃の顔が真っ赤になっています。

肩にほこりがついているとかで、まだ取れてないからと馬閃の肩に手を置いたり体を触りまくっています。笑

おそらく人生で初めての体験により沸騰しそうな馬閃は、耐えられずよろけながら帰っていきました。

白鈴は、せっかくの初物なのにと残念そうです。

左膳を呼んで蝗の頁がないことを話すと、そんなはずはないおかしい、と言うのです。

虫の図録はここに壱(いち)と弍(に)までしかない、あと参(さん)があって全部で3冊あるはずだと。

猫猫の前にいた薬師のおじいさんがいた頃には、虫の図録参(さん)があったらしいのです。

誰かが持ち出したのか、おじいさんが死んだ時に棺にでも入れたのか。

そういえば、薬師のおじいさんはなんで死んだのかと猫猫が尋ねると、左膳は不老不死の実験の失敗らしいと答えます。

猫猫は何を思いついたのか、左膳の胸ぐらを掴んで、おじいさんの遺体はどこで処理したのかと、ど迫力な表情で迫ります。

左膳は猫猫の顔にビビりつつ、遺体のことはわからない、そういうことは翠苓がやっていたからと答えます。

それを聞いてハッとする猫猫。

そういえば、翠苓は薬師のおじいさんの助手をしていたのだから、事情をよく知っているじゃないかと今更ながら気づきます。

早速文を書き、皇帝の離宮に住んでいる阿多(あーどぅお)妃の元にいる翠苓を尋ねることにしました。

数日後に馬車がお迎えに来ました。

離宮に到着し、侍女に案内されて館に入ると、男装をした阿多妃と翠苓が出迎えてくれました。

 

まとめ

薬屋のひとりごとネタバレ90話!虫の図録は猫猫のもとへ届く?

薬屋のひとりごとネタバレ90話をお届けしました。

主人公の猫猫を始め、この漫画の登場人物は身分の高い低いにかかわらず過酷な人生を歩んできた人がたくさん出てきます。

皆なんとか少しでも未来が良くなるように知恵を絞ったり、現状を変えようともがいたり、好きなことに打ち込んでその道を極めようとしたりしています。

緑青館に入れてもらった貧民の娘たちも、今後もなんとかくらいついて生きてほしいですね。

87話に出てきた虫の図録が砦の火災で燃えてなければ、もうそろそろ猫猫のもとへ届くはずです。

今年、蝗害の被害が大きくならないよう、何か有効な対策が打てることを祈ります。

今回は『薬屋のひとりごとネタバレ90話!虫の図録は猫猫のもとへ届く?』でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました