薬屋のひとりごと壬氏と猫猫は結婚する?
何でもない日の二人って感じのじんまお。これくらいの気軽さで触れ合って欲しいもんだね#薬屋FA #壬猫 pic.twitter.com/moWJ2jkGRa
— mint tea🌿 (@sediment0324) November 28, 2024
『薬屋のひとりごと』で最終的に猫猫が壬氏のお嫁さんになるのかという議題は意見が分かれやすく、どうなるのかと気になる人も多いです。
実際には恐らくこの2人は結婚するでしょう。
意見が分かれている理由として原作者の日向夏さんの意向が大きく関わっています。
ですが、小説を読み進めていくと、猫猫との結婚のために壬氏は王位継承権を棄却するための本気の行動に出るなど、壬氏の意思が相当固いことがわかります。
また、2人が両思いになる描写もあり、このまま結婚まで行く可能性が高いですね。
壬氏と猫猫が結婚したら(身分は)どうなる?
壬氏と猫猫の2人が結婚するとなった場合の身分がどうなるのかは、次の2つのうちのどちらかになるでしょう。
- 壬氏が皇位の継承権を放棄して、臣籍降下して猫猫と結婚する
- 壬氏が皇位の継承権を放棄できず、皇弟の身分のまま、猫猫が「羅の一族の姫」として嫁ぐ
このどちらかになるとしたら、1になる確率の方が高いでしょう。
その理由はいくつかあり、ざっと挙げるとこのような感じです。
- 猫猫は実の父親である羅漢を毛嫌いしているため名持ちの父親を頼りたくない
(1の場合でも羅の一族という肩書きで嫁ぐ可能性はあるが、2の方がより羅の一族が絶対条件になる) - 猫猫は玉葉妃と敵対したくないと思っており、壬氏が皇弟の立場のまま妻となった場合敵対する可能性が出てくる
- 父親が名持ちであることから上級妃になることもあり得るが、そうすると毒や薬に触れられる機会が減りそう
壬氏は猫猫をあらゆる面で尊重してくれそうですから、これらの項目を無視して皇弟の身分のまま猫猫と結婚する可能性は低いでしょうね。
中には異国へ旅立ってただの薬屋の夫婦になるんじゃないか、なんて意見もあって想像を膨らませるといろんな可能性がでてきちゃうね
壬氏は猫猫をいつから好き?
#薬屋FA
猫猫と壬氏様
簪のシーン🍁 pic.twitter.com/wNYq7cpxHo— うろ🐏💤 (@urochocco) March 1, 2024
いつから好きだったのか、はっきりとした描写はありません。
ただし序盤から、「利用するつもり」と言いつつかなり意識されていましたよね(^^)
わかりやすく表現されていたのは、園遊会で簪(かんざし)をあげたシーンではないでしょうか。
「人買いにさらわれたのは壬氏さまのせいじゃありません」と猫猫が言った直後に壬氏が自分の簪を猫猫の髪に刺し、その後照れたような表情をしている部分です。
ちなみにこの部分は小説だと1巻16話、漫画だとどちらの月刊誌でも2巻の6話になります。
自分の容姿に惑わされないどころか塩対応な部分に新鮮さを感じて、なんとか構ってもらおうとあれこれちょっかいを出している内に好きになった、というような印象ですね。
猫猫と壬氏が両思いになったのはいつ?
こちらもいつから両思いなのかというはっきりした描写はありません。
壬氏が猫猫のことを好きなのはすぐにわかることですので、猫猫が一体いつ壬氏を好きになったのかというところですよね。
小説9巻あたりでは、壬氏のために側にいるという決断をしたように感じます。
猫猫は養父の羅門のことを敬愛しており、壬氏のお人好しで自分のことを後回しにする苦労性なところを羅門と重ねているような節があります。
その放っておけないところがいつしか支えたいという思いに変わり、壬氏の愛に絆されていくような印象です。
少なくとも、小説12巻で猫猫が自分の寝床ではなく壬氏の元へ行き、疲労困憊の2人が床で寝転がったところでは猫猫も自分の気持ちを自覚し、両思いになっているでしょう。
二人は徐々に惹かれ合い、心の距離が近づいた感じです。
壬氏と猫猫に子供はできる?
壬氏と猫猫が結婚する可能性は高いと踏んでいますので、その先の子供もできるでしょう。
ただし、個人的には物語は結婚までで子供の話はないのではないかと思います。
また、子供ができる場合に挙げられる懸念点として以下の項目があります。
- 子供が皇位継承権を持つことがないよう、壬氏が皇位の継承権を確実に放棄している
- 壬氏は宦官ではないが、そう見えるよう薬を飲んでいるためその薬の効力が抜けてから
→どういった薬かはわからないが、ホルモン関係のものである可能性が高く、そういった薬は生殖機能に影響していることが多い - 猫猫は毒を体内に入れたいという趣味があるためそれを抑える
猫猫の懐妊を待ち望む読者も多いようですが、果たしてそこまでストーリーが進むのか気になるところですね。
原作者の日向夏さんの意向は?
作者の日向夏さんは、インタビュー記事でこのように語っています。
「幸せの形はどうであれ、猫猫は自分が納得する生き方をすると思います。読者の方にとってそれがハッピーエンドかどうかはわかりません。」
また、X(元twitter)でもこのように投稿していました。
「ハッピーエンドなんて人それぞれなんだし、全員が納得できる終わり方なんてなしだと思ってる。」
「いかに作中人物の生き方に矛盾せず、なおかつこの終わりなら矛盾しないの中で、一番求められているだろうを選び抜きたい。」
こういった発言が、2人が結婚しないという結末になるのではないかと物議をかもしているのです。
でもこれらの発言からは、猫猫など作中人物への愛をすごく感じますよね。
そんな日向夏さんがどのような結末にするのかがとても気になります!
壬氏と猫猫の夜伽のシーンは何巻何話?
日向夏「薬屋のひとりごと」13巻読了。いや、もうラストのふたりのやりとりににやにやしすぎてどうしたもんか。 pic.twitter.com/OiMetaJ1fL
— AKIBA Masayuki (@aki_ms) November 8, 2024
2人の初夜について書かれているのは、小説の13巻の十五話「壬氏の動揺、猫猫の決意」です。
ただし結論から言うと、これは未遂に終わりました。
しっかりと準備をして壬氏の元へ行った猫猫ですが、子ができないよう避妊薬を準備し、いざという時には堕胎する覚悟も持っていました。
これはもし子ができた場合、皇弟という立場の壬氏の子では皇位継承権を持ってしまうために本人たちの意思とは関係なく玉葉妃と敵対してしまう可能性があるからです。
こうした猫猫の覚悟を知った壬氏は、自分も中途半端では良くないと猫猫を帰し、夜伽は未遂に終わりました。
壬氏の猫猫へのプロポーズは何巻何話?
【ニュース】🎞TVアニメ『薬屋のひとりごと』にてイラスト企画「猫猫、壬氏と巡る四季」がスタート。7月のビジュアルを公開 #薬屋のひとりごと
🔗https://t.co/dGgEoPrfiW pic.twitter.com/beOTwcsnGV— moca (@moca_news) July 22, 2024
壬氏はプロポーズを2回しています。
1回目は小説5巻15・16話「宴」、2回目は小説7巻18話「男女の駆け引き」です。
ちなみに漫画ではどちらの月刊誌もまだ追いついていないまだ先の話になります。
まず5巻では、はっきりした言葉はありませんが猫猫が皇弟としての壬氏の花嫁選びの宴に連れていかれ、簪(かんざし)を贈られてキスをされる描写があります。
これがプロポーズを意味し、小説6巻では猫猫はその返事を求められています。
この時猫猫は玉葉妃の敵になりたくないという意思表示をし、間接的に振った形となります。
7巻では、壬氏の「猫猫の懸念を払拭して妻にする!」という宣言がありました。
これが2回目の堂々としたプロポーズとなりますね。
まとめ
今回は『薬屋のひとりごと壬氏と猫猫は結婚する?夜伽やプロポーズは何巻何話?』についてお伝えしました。
アニメや漫画では2人の進展はまだまだですが、小説の方ではプロポーズや夜伽など、いろいろと進んでいますね。
それぞれの部分が何巻の何話なのかもあわせて紹介しましたので、これを読んでもう一度その部分を読みたくなったという人がいらっしゃればぜひ参考に♪
壬氏と猫猫が結婚するのかどうかについては、いろんな意見があるかと思います。
猫猫が猫猫らしく、それでいて壬氏も猫猫も幸せになってほしいですね。
『薬屋のひとりごと』の今後の展開も楽しみにしていきましょう(^^)
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