今回は『薬屋のひとりごと』の玉葉妃にフォーカスを当ててます!
玉葉妃にはモデルがいるのだということをご存じでしょうか。
そんなモデルとの共通点や、父親や兄との過去についても掘り下げていきます♪
実はハーフである玉葉妃は異国風の出立ちで、美しさと可愛さを兼ね備えていますよね。
そんな彼女の本名や出身地についても調査してみました。
『薬屋のひとりごと』人気キャラランキングでも3位以内の上位にくる玉葉妃。
原作小説の作者である日向夏さんもここまで人気が出るとは思っていなかったようですが、小説8巻以降どんどん彼女についてわかってきます♪
今回はそんな玉葉妃のモデルについてやストーリーに出てくる父親、兄との過去について紹介していきます!
『薬屋のひとりごと』玉葉妃のモデルは?
うぃぷ。
姪っ子ちゃんに頼まれた薬屋のひとりごとの上級妃。 pic.twitter.com/rQijO86aY9— *山吹* (@Yamabuki_08a3k) December 20, 2024
最も皇帝の寵愛をうけていると言われる玉葉妃ですが、そのモデルは中国唐代の皇妃、楊貴妃です。
作者の日向夏さんはXにて「(中略)玉葉さんのモデルは楊貴妃でございます」と呟いています。
玉葉妃の父親の姓は「楊」です。
貴妃は皇妃を意味する呼び方ですので、東宮(男の子)を産んで正式に皇妃になった玉葉妃も、称号で呼ぶなら楊貴妃となるのではないでしょうか。
まさかのモデルと同じに!
玉葉妃はどんな人?
美しく、それでいて可愛らしい印象の玉葉妃ですが、ここではどんな女性なのか深掘りしていきましょう♪
- 年齢:数え年19歳→原作の小説最新巻では23歳
※実年齢は2歳引いた年齢となります - 本名:楊玉葉
- 出身地:西都(戌西州の中心地)
- 見た目:赤毛と緑色の目、髪はやや緩やかなウエーブだがまとめて上に上げていることが多く、額に赤い花飾りをつけている。異国混じりなので少し大人びて見える
- 性格:心優しそうな美人だけど、内心悪戯好き。聡明で用心深い
- 家族構成:13人兄弟の末っ子
ちなみに豊満なスタイルが印象的でもあるかと思いますが、胸のサイズはDからEカップです。
優れた容姿だけでなく、知性が高く冷静な考え方のできる思慮深い性格を壬氏に高く買われ、壬氏の推薦によって上級妃になったという経緯があります。
察し能力も高く、壬氏の猫猫に対する気持ちにも早い段階で気づき、それを見て楽しんだりからかったりしてるのも印象的です。
異国情緒あふれる容姿の彼女ですが、その父親や兄弟については後で詳しく紹介しますね!
玉葉妃のモデルとなった人はどんな人?
モデルとなった楊貴妃は、本名を楊玉環といい、745年に唐の第9第皇帝・玄宗の貴妃になった女性です。
姓は楊、名は玉環であることから、皇妃としての順位を表す称号である貴妃がついて楊貴妃です。
玄宗皇帝が寵愛しすぎたために安史の乱を引き起こしたと伝えられたため、傾国の美女と呼ばれています。
容貌が美しく、世界三大美女のひとりとされる楊貴妃。
唐代で理想とされた豊満な姿態を持ち、音楽・楽曲・歌舞に優れて聡明であったことも玄宗の目に止まったひとつでしょう。
玉葉妃と楊貴妃の共通点は?
玉葉妃のモデルとなった楊貴妃ですが、ふたりの共通点にはどのようなものがあるでしょうか。
楊貴妃について知られてることには諸説あるため、あくまでイメージにはなってしまいますが共通点としてこのようなことが挙げられます。
- フルネームが似ている
(楊玉環と楊玉葉) - 皇帝の寵愛をうけている
- 豊満な体型
- 聡明であること
他にも共通点を見つけたら追記していきますね(^^)
『薬屋のひとりごと』玉葉妃の父親や兄との過去も解説!
薬屋のひとりごと好き。玉葉様推し。
色塗りしました#薬屋のひとりごと #玉葉妃 #色塗り #イラスト pic.twitter.com/vJXjeNE7JT— 飴。 (@marin_Artemis26) January 19, 2023
13人兄弟の末っ子である玉葉妃ですが、その家系はちょっと変わっているようです。
※ここからはストーリーに関わるガチなネタバレになりますので注意!
当初父・玉袁には妻が11人、子供は13人とされていましたが、ストーリーが進んでいくにつれて玉袁は子どものできない体質だとわかります。
では13人の子供はどういうことなのかと言うと、妊娠中の才能あふれた訳あり(夫との死別や離婚等)の女性を妻にしたのです。
めでたく皇后になった玉葉妃ですが、ここらへんの出自に関わる部分が今後一波乱起きそうでハラハラしますね。
父・玉袁(ぎょくえん)との関係
父・玉袁は戌西州の首都となる西都を実質的に治めていた役人です。
前述したように、妻が11人、子供は13人(玉葉妃含む)います。
戌西州は乾燥した気候の地ではありますが、外国との商業取引などの交易の拠点となる場所です。
玉葉妃は長兄からのいじめを受けていましたが、それに対して笑い返す玉葉妃を見て、父・玉袁は「おまえを国の一番にしてあげよう」と言いました。
その器量が彼女にはあると玉袁は見透かしたのでしょうね。
そんな父からの「ずっと笑顔を絶やさずに生きなさい」という言葉の通り後宮でも笑顔でいることの多かった彼女は、父・玉袁の言う通り国一番に成り上がったのです。
また、母の名前は明かされていませんが、白色人種の踊り子だったことはわかっています。
玉葉妃は茘人の父と異国人の母から生まれたハーフであり、異国感ある髪色や目の色は、母親譲りと言えるでしょう。
そしてお茶会などで他の妃から仕入れた情報を、西都の長である父に伝えているといった描写もありました。
父・玉袁とはある程度良好な関係と言えるでしょう。
長兄・玉鶯(ぎょくおう)との関係
20歳以上年の離れた兄、玉鶯は長男です。
異民族を毛嫌いする気質の兄・玉鶯は、末っ子の玉葉妃を憎悪していたようで、毎日のように悪口を言う、いじめるなどをしていました。
しかし、この時から聡明であった玉葉は、どんなことがあってもずっと笑っていました。
そうした器の大きさや知的なところが父・玉袁の目に止まったのです。
玉葉妃が西都を離れて後宮にいる時も、兄・玉鶯からの悪意のある行動は続きました。
翡翠宮の侍女は4人しかいなかったのは皆さんご存知かと思います。
その理由は玉葉妃の用心深さにもありますが、兄・玉鶯が新しい侍女を送らなかったことも原因のひとつです。
玉葉妃を逆撫でするように、玉葉妃の姪を後宮に入内させるというくだりでは、兄・玉鶯からの手紙を彼女がゆっくり靴で踏み潰すところがあります。
「あなたの好きなようにはさせませんよ」と言う台詞と共にやるこの行動には玉葉妃のかっこよさに痺れた方もいるのではないでしょうか。
また、兄弟姉妹間でも玉鶯派と玉葉派に分かれるようですが、后になった玉葉の方につく方が多いようですね。
まとめ
今回は『薬屋のひとりごと』玉葉妃のモデル、そして父親や兄との過去もについて述べさせていただきました。
モデルを知ることでより一層玉葉妃と言うキャラに深みを感じていただけたらうれしいです。
父親や兄との過去については、後宮でのふんわりした玉葉妃とは少しちがった印象を受ける幼少期だと感じますが、そうした過去が今の強い彼女を形作っているのでしょうね。
皇后となった彼女が今後どのように振る舞うのか気になります。
登場人物ひとりひとりが魅力的な『薬屋のひとりごと』を今後も楽しみにしていきましょう(^^)
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