今回は『薬屋のひとりごと』の主要キャラである壬氏について、その正体がバレるのは何話なのか、そして知ってる人は誰なのかについて調査しました!
2025年1月からアニメ2期の放送が決まっている『薬屋のひとりごと』ですが、漫画でも小説でも人気の勢いが衰えることを知りません。
花街で生まれ育った主人公猫猫が後宮で次々と謎を解いていく鮮やかな推理は必見ですが、他にも複雑に絡み合う人間関係や、壬氏との関係など目が離せませんね。
壬氏との恋愛面での進展も気になるところですが、今回はそんな壬氏の正体についてです♪
アニメでは2期で触れられるかどうかというところですが、小説や漫画において何話でバレるのか、関連のあるものを含めて紹介していきます。
正体を知ってる人が誰なのかも合わせてお伝えしますので、小説・漫画を読み返した時により楽しく思っていただければうれしいです!
なお、この記事ではネタバレが含まれますのでご了承ください。
薬屋のひとりごと壬氏の正体は何話でバレる?
まだ壬氏 壬氏の正体がわからない#薬屋のひとりごと pic.twitter.com/fdOYklWWjG
— 岩根雅明 MASAAKI IWANE (@animator1965) June 14, 2024
アニメではまだ正体が謎とされている壬氏ですが、その本来の姿がわかるのは小説・漫画それぞれどこになるのでしょうか。
調査した結果このようになりました!
- 小説…2巻14話
- 漫画「ビックガンガン版」…13巻64話
- 漫画「サンデーGX版(〜猫猫の後宮謎解き手帳〜)」…13巻53話
それぞれ楼蘭妃の一件で猫猫を救出するシーンが関わっていますね。
ちなみにここでいう正体とは身分のことで、壬氏の複雑な出生について明かされるのはもっと後になります。
薬屋のひとりごと壬氏の正体
壬氏の本当の姿とはなんなのでしょうか。
知っている方も多いかと思いますが、その正体は皇弟です。
病弱なためあまり表舞台に出てこないとされている人物ですね。
つまり現皇帝の弟にあたり、本名は『華瑞月(かずいげつ)』です。
ただし厄介なのは、入れ替わりによってその地位にいるということです。
本当の出生は皇帝と阿多妃との間に生まれた子であるため、血筋としては現皇帝の子となります。
壬氏の正体相関図
文章で説明したものを相関図にするとこのようになります。
壬氏の回想シーンに「(皇帝のことを)父だと思っていた人が兄だった」という部分がありますが、そのように育てられただけで本当は父で合っているのです。
この時は壬氏も真相を知らないのよね…。
なんてややこしいの!
猫猫が壬氏の正体がわかったのは何話か?
猫猫は持ち前の考察力で壬氏がただものではないと言うことを察していましたが、深入りしないようにとあえてあまり考えないようにしていました。
そんな猫猫が壬氏が皇弟であるとはっきり知ったのは、小説の4巻20話になります。
楼蘭妃の一件で、禁軍を動かして猫猫を救出に行く際、皇弟としての立場を使ったためです。
漫画ではビックガンガン版はまだ描かれておらず、サンデーGX版(〜猫猫の後宮謎解き手帳〜)では77話になります。
単行本は2024年12月19日に19巻が発売されますが、そこに77話があります。
さらに、より深い真実である、壬氏が実は現皇帝と阿多妃の子であることを知るのはもっと後の、小説13巻での話になります。
ここでは阿多妃が猫猫に自分の息子であることを告白したことで真実を知るのです。
壬氏が自分が現帝の子供だと知ったのは何話か?
小説・漫画ともに壬氏が現帝の子供だと知ったという描写はありません。
そのため小説最新巻(15巻)でも知らないだろうと予測している読者もいます。
ただし、小説の13巻で阿多妃が猫猫に真実を告げていたり、阿多妃が壬氏の影武者をするというシーンがあるため、個人的には少なくともそれよりも前には知ったのではないかという予想です。
当然漫画では、現時点でまだ壬氏自身も自分の出生の全てはわかっていないことになりますね。
壬氏が「父だと思ってた人が兄だった」と回想するのは何話?
壬氏が幼少期の回想シーンで、「父だと思ってた人が兄だった」と振り返るところがあります。
漫画でいうと、ビックガンガン版では13巻64話、サンデーGX版(〜猫猫の後宮謎解き手帳〜)では8巻30話です。
小説を先に読んだ人が漫画を後から読んだときに、この部分であれ???となる人が多いようですね。
それもそのはずで、この時点で壬氏自身が事実とは異なる設定を信じ込まされているからでしょう。
アニメ2期にこの部分の描写があると思うから、ここでも頭の中がハテナになる人が続出しそう!
壬氏は本当の母親を知ってる?
こちらも、本当の母親を知るのは自分が現帝の子供だと知るのと同じタイミングであると思われます。
そのため、15巻まで発売されている小説ではすでに壬氏は本当の母親を知っていると予想されますが、漫画ではまだどちらの月刊誌でも知らない状態でしょう。
本当は現帝と阿多妃の子でありながら、先帝と皇太后の子として育てられ、さらに壬氏が生まれた時の皇太后の年齢が先帝の性対象外になっていたことから不義の子だと思い込み…
それでいて先帝と似ていると思わされる出来事があったりと、壬氏にとっては複雑極まりない展開で改めて苦労人だなぁと思ってしまいますね(^_^;)
薬屋のひとりごと壬氏の正体を知ってる人は誰?
この壬氏さまめっちゃくちゃ好き🩷
猫猫を見つめる瞳がものすごく優しいんだよね😊
ハロウィン壬氏からこれに待ち受け変えたよ pic.twitter.com/BtmkUnLmII— ヘブン🐰🐇🐉🐲 (@greeneyes_a_e) November 22, 2024
壬氏の出生を含めて、正体を知っている人物は限られています。
結論から言うと、知っているのは阿多妃、皇太后、皇帝、水蓮、雀、羅門、猫猫であり、羅漢は察している可能性があるというところでしょうか。
一人一人解説していきます。
- 阿多妃、皇太后:お互いに合意の上のため知っている
- 皇帝:阿多妃との約束を果たすために、壬氏の皇位継承権辞退の申し出を拒否していることからも知っている
- 水連:協力者として恐らく知ってる
- 雀:阿多が「壬氏を幸せにする事」という指令を出している程であり、恐らく知っている
- 羅門:入れ替えを絡むこの一件で追放されたため恐らく知っている
- 猫猫:阿多妃から告げられて知る
阿多妃は自分の子より先帝の子が優先されることがわかっていて取り替えを決めたのだと思うけど、皇太后はなんで賛同したんだろう?
皇太后は当時夫である先帝のことを憎んでいたため、先帝の子よりも息子の子の方が愛せると思ったのかもしれませんね。
まとめ
今回は『薬屋のひとりごと壬氏の正体は何話でバレる?知ってる人は誰?』について述べさせていただきました。
文章や相関図に表しても複雑な出生であることがわかる壬氏ですが、意外に苦労人であることや、猫猫に一途なところなどから最初の印象と変わっている人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな壬氏の正体について深掘りしました。
主人公の猫猫や壬氏自身よりも読者が先に真実を知る構成になっているため、「猫猫はいつ壬氏の正体知るんだろう」「壬氏はいつ本当の親を知るんだろう」とまた違った楽しみ方もありますね♪
小説・漫画・アニメを複数手にとっている方は、時系列がわからなくなりやすいかと思いますので何話でバレるのか、知ってる人は誰なのか参考になればうれしいです。
これからもまだまだストーリーが続いていく『薬屋のひとりごと』を楽しんでいきましょう(^^)
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